顧問契約
近年では,大企業・中小企業を問わず,事業者には事業活動に関わる法令を遵守すること(コンプライアンス)が強く求められているほか,CSR(企業の社会的責任)の議論も盛んです。社会から歓迎される企業運営を行うためには,事業活動中のトラブルを未然に防止して,適切なリスクマネジメントがなされることが何よりも重要です。
違法行為・反社会的行為により他人に損害を与えてしまった場合,損害賠償の法的な責任はもとより,ブランドの崩壊や信用の失墜など様々な不利益が付きまといます。
そうしたトラブル等に巻き込まれないための「転ばぬ先の杖」として,弁護士と顧問契約を結び,日頃から助言を得ておくことは非常に有益です。
弁護士と顧問契約を結んでおくことで,次のようなメリットもあります。
- 弁護士に気軽に相談ができる。
トラブルの初期段階ですぐに弁護士に相談することで,初動の対応が適切に行えます。軽微な問題であっても,気兼ねなく弁護士に相談できます。 - 弁護士にすぐに相談ができる。
いざトラブルが起こったときに弁護士を探そうとしても,その分野に精通した弁護士がすぐに見つかるとは限りません。顧問弁護士を持ち,日頃から信頼関係を築いておくことで,いざというときには,問題が悪化する前に迅速に対応してくれる弁護士を確保しておくことができます。 - 日頃から業務内容についての理解が得られる。
トラブルが起こったときに初めて弁護士に依頼しようとすると,会社の業務内容や現状,会社を取り巻く外部環境などについて説明しなければならず,多くの時間的・コスト的なロスを生じることにもなりかねません。日頃から,弁護士に業務内容についての理解を得,問題意識を共有することで,ひとたび問題が生じても迅速かつ的確に対応することが可能となります。
当事務所では,地元の企業,大学など約20社の法律顧問を務めている実績があります。顧問料は月額3万円(消費税別途)が原則ですが,企業規模,予想される法律相談の頻度等により柔軟に対応します。顧問契約について,更に詳しい内容をお聞きになりたい場合には,お気軽にお問い合わせください。